フルオーダーで名刺デザインを依頼するポイントとは?

名前や連絡先情報だけ伝えてあとはかっこよくよろしく、
ではいい名刺はできあがりません。
ビジネスの最前線で使用する名刺だからこそ、デザイナーとの綿密な打ち合わせが必要です。

名刺をフルオーダーでデザインしてもらう時に伝えなければいけないポイントを
3つに分けて解説します。

 

基本的には過去、現在、未来、の順番で話すと相手に伝わりやすいでしょう。それぞれにおさえるべきポイントがあります。

1、5W2H

過去とはこれまでにやってきたこと。
つまり自分の商品やサービスの説明です。これには5W2Hが役立ちます。
いつどこで誰に何をどんな理由でどのようにいくらで提供していますか?
特に「Whyなぜ」の部分を掘り下げると、思いや熱意を伝えられますので、共感を得やすくなります。聞き手のスキルにも左右されますが、しっかり順序立てて、飛躍させすぎずまとめることが重要です。
なぜなら、思いが強い人ほど肝心なソリューションが見えてこない場合があります。この時点ではそれは避けた方が無難です。
自分がこれまでにやってきたことをシンプルに整理して伝えられると成功です。

 

2、課題

現在は今抱えている課題のこと。
宣伝する方法がない、どう伝えればいいかわからない、思うように集客できない、他社との違いをうまく表現できない、強みがうまく伝わらない。名刺がまだない。
課題をうまく言葉で表現できますか?もっと言うと現状を客観的に分析できるでしょうか?競合他社を見ようとしない比較しようとしないのは現実を見ていない可能性があります。もちろん最終的にはやれることをやるだけなのですが、あなたが今やろうとしていることは「過去の経験に裏打ちされた何か」です。例えば強みについて考えてみますと、自分では突き抜けたと感じていても業界的にはありふれている可能性があるということです。

3、ビジョン

未来とは文字通りどうなりたいかという未来の姿です。
夢や目標ともいうかもしれませんね。
デザインにおいてはグラフィカルななりたいイメージと目的の共有の2つが大切です。

グラフィカルななりたいイメージ

誰にでも好き嫌いがあります。テンションがあがる服とあがらない服があるように。
会社やビジネスのビジュアルを作る際にも、どんなに見栄えがよくても自分自身が嫌いなイメージだったら嫌ですよね。そのイメージの共有はとても大切です。好きなブランドや車やスポーツやアートなどから膨らませて言語化してみてください。

目的

目的は現在の課題を解決した先にありますので、課題の設定は大切です。
ある社会的課題を解決する、業界標準を目指す、といった長期的な野心を持つことも大切ですが、これからスタートする方は特に、短期的な目標をとにかく積み上げる経験をしておいたほうがいいと思います。それは与えられたものでも構いません。
現状の課題を解決した直後の未来を強く意識して、それをデザイナーに伝えることで明確な目的共有になります。

 

以上をしっかり共有できれば、その先はフリータイムです。存分にブレストしてみてください。風呂敷を広げると思わぬアイデアが生まれることがありますよ。
フルオーダーで名刺を作る際にはこのようにヒアリングしてもらうことがとても重要です。デザイナーと意識を共有して素敵な名刺デザインにしましょう!

 

シンプルなデザインでインパクトを。
ユニークな名刺とwebサイトで記憶に残るマジマジ。